新生活のマナー

無事、結婚式・披露宴が終了し、新居に引っ越した後も、すべきことがあります。具体的には、あいさつ回りや、内祝です。でも、いつ、あいさつ回りをすればいいのかや、内祝はいくらくらいが妥当なのかわからないかと思います。そこで、ここでは、新生活のマナーについて説明しています。

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新生活をはじめるときに注意すべき点

1.あいさつ回り、結婚通知、内祝いは挙式後1ヶ月以内に
お世話になった方々へのあいさつ回りや、結婚祝いをいただいて、結婚披露宴に招待できなかった人への結婚通知や内祝いは、すべて挙式後1ヵ月以内に行いたいものです。

2.実家、会社、近所へあいさつ回り
あいさつ回りは新婚旅行から帰ったらすぐにお互いの実家へ電話して無事に帰ったことを知らせます。そのあと、旅行のおみやげをもって訪問します。おみやげは両親だけでなく、兄弟や祖父母にも、それぞれ用意したほうがよいでしょう。仲人へもあいさつの電話を入れ、先方の都合を確認して、おみやげを持参して自宅に伺います。会社関係の人にも出社するときにおみやげを持参してあいさつをします。長く会社を休んだのですから、お礼をいっておみやげを渡しましょう。

新居の近所にもなるべく早いうちに2人そろってあいさつ回りをします。タオルやハンカチなどの品を持参してあいさつをしましょう。一般に一軒家の場合は向こう3軒両隣、マンション、アパートなら両隣、上下の部屋、管理人にあいさつをして今後のお付き合いが円滑になるようにしましょう。

3.内祝いは3分の1から半額が目安
「内祝い」は、お祝いをいただいた人のなかで、結婚披露宴に出席しなかった人にするお祝い返しのことです。いただいた金額や物の約3分の1から半額を目安にします。品物は、個性の強い物よりは、タオルなどの実用的なものや、いくつあってもよいものがよいでしょう。

多くの人は挙式前にお祝い返しの準備を済ませておくようです。お祝いをいただいたら、その方の住所、氏名、品物、おおよその金額を書きいれて、リストを作っておきます。そのリストを見ながらお祝い返しの品を選べばお返しのもれもなくなります。本来は手渡しをしてお礼を言うべきなのですが、配送してもらう場合はお礼状を入れます。表書きは、「内祝」、そして名入れは両家の姓、または結婚後の姓となります。

4.結婚通知も1ヵ月以内に
結婚の報告と新居の住所を知らせる結婚通知は、披露宴に招待した人をはじめ、招待できなかった友人、知人に幅広く送ります。新婚旅行から帰ってきてあわてないように挙式の前に印刷の手配をするカップルもいます。また、これは挙式前にはできないのですが、披露宴や新婚旅行の写真を載せるのもよいでしょう。また、なにかひとこと手書きで書き添えると心がこもった印象になります。 

5.お世話になった友人にも感謝の気持ちを
披露宴で司会や受付をお願いした友人にはその役のお礼とは別に、感謝の気持ちを表したいものです。おみやげを渡してもいいのですが、新居に招いてもよいでしょう。披露宴や新婚旅行の写真やビデオを見せたりすると話もはずみます。

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