粘着のために婚約破棄の損害賠償を使う男たち

私は、婚約破棄をした女性3人、それぞれから相談をうけました。
相談といっても、私は専門家ではないので、話を聞くだけしかできませんでしたが、話を聞いてみると、3人のうち2人の女性は、明らかに、金銭目的ではなく、粘着のために婚約破棄の損害賠償請求されていたのです。
というわけで、その時の体験談を紹介します。
ただ、個人を特定できるような書き方をすると問題になるので、ぼかした書き方しかできませんでしたので、あらかじめご了承ください。

スポンサード リンク


理性的に行動しない男性たち

私は、このトラブルに巻き込まれるまで、「人は理性的に行動する生き物」だと思っていました。
なので、「50万円を入手するために、300万円を捨てる人はいない」と思っていました。
しかし、私が間接的にかかわった2人の男性は、そういう理性的に行動できない人間だったのです。
このように書くと「昼からパチンコやギャンブルをやっていて、働いていない男性」をイメージするかもしれませんが、1人はエリートで、もう1人は、一応、働いていました。
というわけで、この男性たちが、どのような行動をしたのでしょうか。
それは以下にて。

人格が分離している男性たち

まずは、「理性的」に考えてみます。
婚約破棄されるということは、「相手は自分と結婚する意志がない」ということなので、普通の人は、辛いかもしれませんが「別れ」を受け入れて、次の恋愛を探そうとします。婚約破棄による損害賠償請求なんてしません(会社を辞めるとか、式場のキャンセル料とか「実害」があって、それを請求する分に関しては話は別ですが)。
でも、仮に、損害賠償請求をしたとします。
婚約破棄した女性に、損害賠償請求するということは、いわば相手に「刃」を向けて、「宣戦布告」することを意味します。つまり「自分も絶対に別れる!」という意思表示です。
というわけで、理性的に考えると、「婚約破棄の損害賠償請求」ということは、お互いに「絶対に別れる」ということしか意味しないわけですね。小学生でもわかる理屈です。
でも、この2人の男性は、違いました。

片一方では、「婚約破棄による損害賠償請求の裁判!」と叫びながら、もう片一方では、女性に「こんなことをするつもりはなかった」「別れても、君なら幸せになれる」「別れたくない」などのメールを送りつけたり、電話してきたのです。

もし、普通の感性があって、本当にヨリを戻したいなら、「慰謝料をよこせ!」という裁判なんてしませんし、未練があれば「誠意」をみせて、ヨリを戻そうとします。
粘着男たちは、人格が分離しているとしか思えません。

スポンサード リンク


実は婚約破棄の損害賠償請求は粘着に使える!?

「損害賠償請求」は、裁判所にいって、1か月くらいで判決が出て、めでたく解決する、と思っている人もいるかもしれません。
確かに、「和解」できれば、短期間で話は終わりますが、相手の目的が「金銭」ではなく「粘着」ならば、こんなに簡単に済みません。
和解せずに、そのまま裁判が続くと、恐らく、1年弱は裁判が続きます。もちろん、裁判をしても、弁護士を通さない場合、弁護士を通しても、1ヵ月に1日は裁判のために時間を割かないといけないですから、裁判を長引かせても、得することはありません。
しかも、金銭的にも、弁護士を通す場合は「着手金」「成果報酬」などがかかるので、たとえ裁判に勝っても、手に入るお金は微々たるものです。
敢えて、裁判をして得する人物をあげると、裁判官と弁護士だけでしょうか(そうはいっても、裁判官も弁護士も、こういうことで忙しくなりたくないと思いますが)。

では、なぜ、粘着男たちは、婚約破棄による損害賠償請求をするのでしょうか。

答えはシンプル。
裁判をしている限り、相手と「つながっている」ためです。
裁判という「歪な形」でも、仕事に支障をきたして、実質300万円とかの損害をこうむってでも、裁判を起こして、粘着したいのです。相手とつながていたいのです。

本人訴訟による婚約破棄の損害賠償請求の恐ろしさ

婚約破棄されると、そのままだと「さようなら」になるので、ストーカーなどの実力行使ができない男こそ、裁判を起こすようです。
口では「社会人として正当」などと、自分を正当化してまで、訴えてきます。
なぜなら、裁判をすると、「自分の言い分」をすべて相手に読ませることができますし、相手から訴状という形で、反応があるためです。
だから、粘着男たちは、裁判を起こすわけですね。
でも、これが本人訴訟になると、もっと、厄介です。
前述したように、和解をつぶせば、1年近く、裁判でつながっていられます。
しかも、本人訴訟だと、「証人尋問」で、直接、女性本人に質問ができるのです!
女性の立場にたってみてください。
裁判まで起こされた男に、1年後くらいに「なぜ別れたんだ!」とか尋問されるんですよ。
恐怖以外の何ものもありません。
でも、本人訴訟は、粘着男たちにとっては絶好の手段なのです。

婚約破棄の後は、次の出会いを探そう!

ここを読んでいると、婚約破棄による損害賠償請求の裁判を起こしても、誰も得しないということに気がついていただいたことでしょう(実害を請求する場合は除く)。

・婚約破棄された側:粘着のために裁判を起こしても、お金は損するし、何より相手の気持も戻らない。
・婚約破棄した側:粘着されて、本人訴訟になれば最悪。

というわけで、個人的には、婚約破棄された後は、すっぱりと次に行った方がお互いのためだと思います。

結婚前のトラブル集のトップページ
結婚・徹底攻略のトップページ